真壁みほ(早苗)

【まかべ・みほ(さなえ)】

偶留理が妻の早苗と偽り、せつらに捜索を依頼した女性。

●区外の私大で環境生理学を学んでいた妹・雪絵が、新宿で行方不明となったため、彼女を捜すために新宿を訪れたが、雪絵と同じように"W・コレクター(女あさり)"の矢島や摩似屋権造たちの手に落ち、薬漬けにされたのちに偶留理へ実験体として売られてしまう。

●実験によって、相手に食欲と性欲を催させる食用人体となる。その体は嚙み千切られても痛みを感じず出血もしない。欠損した箇所は驚異的な速度で再生する。

●偶留理の研究所で雪絵と再会を果たし、二人で脱出を企てたものの彼女だけが脱出に成功。偶留理の実験失敗によって命を落としたと思われる妹の仇討ちと、自らの復讐のために、矢島、摩似屋を自らの肉で窒息させて殺害。最後のターゲットだった毛良根組の折口に狙われた際、せつらに救われる。

●復讐を遂げ、区外へ戻るという選択肢もあったが、最後は新宿で暮らすことを決めた模様。

ま・とりっぷ 魔界都市ガイド

30年ぶりにマイブーム化しつつある菊地秀行先生の世界、なかでも世界に名だたる魔界都市、新宿に関する様々な情報をつらつらと整理していきたいと思います。リアルタイムに揃えていたセンセの著書は40歳を前に、一度すべて手放してしまったので、あらためて入手しているところです。古いデータからのまとめになるので、新たな情報に出くわし次第、アップデートしていくことになるでしょう。

0コメント

  • 1000 / 1000